本日の良き日に、木工加工センターのスタッフと建具屋さんなど総勢9名で東北大学のオーダー家具の設置工事と納品に行きました。前日の午後から2tロングのトラックに荷積み、準備していました。今朝は天気も良く8時に出発、順調に大学に着いたと報告がありました。途中の連絡がなかったので、販売のスタッフも心配になり、時々、どこまで設置したかの想像をするのでありました。熱効率をよくするために内側に木枠の窓を作るのが最初の仕事、次は6メートル以上あるカウンターを設置、天井までの高さに本棚を設置、テーブルと飛沫防止パネル立てを設置しました。午後4時に作業終了の連絡を受け、こちらも安堵するのでありました。東北大学では10年以上も前から、ビルの中に木製本棚を設置、床も木質化に取り組み、パソコン机なども木製のものを使用していただいております。宮城県産材をふんだんに使い、すでに地球環境のことを考えた取り組み、SDGs(エス・ディー・ジーズ)が始まっていました。木製の本棚は地震にも強く、高いビルの建物でも耐えられるということがわかっていたのです。木質本来のやさしい香り、木が呼吸する自然塗料で木の持つ風合いを活かした家具、暮らしの中に木を取り入れることで、癒し効果がありどんなにすごしやすいかを実践していただいています。搬入や設置に行ったスタッフは疲れたと思いますが、ワンチームになって設置し、完成した部屋を目にして、また明日からの「ものづくり」の励みになったと思います。このような機会をいただきまして大学の皆様にも感謝です。