歴史を語るもくもく史
■組合紹介(津山木工芸品事業協同組合)
■年 表 (津山木工芸品事業協同組合の歩み)
■メディア記事 掲載一覧(一部)
もくもくハウス・津山木工芸品事業協同組合
宮城県登米市津山町(とめしつやまちょう)の杉の森林に囲まれた町で
木工職人たちが共同で木工品を作り販売しています。
● 組合紹介(津山木工芸品事業協同組合)
宮城県の北東部に位置する津山町は面積の82%が山林で、そのうち77%が人工林で占められており、しかもその92%を植林した杉が占める典型的な山林の町です。 そのため地場資源としての杉材の有効利用を図ることが町の重点施策のひとつであり、それが「木工芸の里」づくり構想への展開につながりました。町ではまず木工加工研修施設を建設し(昭和54年)、木工芸の担い手の育成を始めると共に、津山杉を利用した矢羽集成材を開発しました。さらに研修で技術を修得した者によって津山木工芸品事業協同組合を設立し(昭和57年)、「クラフトショップもくもくハウス」を流通拠点として(昭和57年6月オープン)本格的な製作活動を開始しました。さらにこのような一連の展開が山村と都市を結び付ける交流拠点としての「道の駅・津山 もくもくランド」の誕生へとつながりました。12名の組合員で始まった組合も現在は19名に増えあらゆる分野のものづくりが可能となりました。「木工芸の里」を目指して日々努めてきた工人たちは木に囲まれ、木と共に育ち、木から多くを学んだ頑固なこだわり職人でもあります。 黙々と奇をてらうことなく、しかし旺盛な創作心で作り出す木工品の数々、それが人々の心をいやし暖かいぬくもりで包んでくれるに違いないと、そんな「モノづくり」を考えてきました。このような想いを拠りどころとし、また今まで培ってきた皆様との絆を大切にして、今後のまちづくり、ものづくりを展開してゆきたいと考えております。 |
|
● 津山木工芸品事業協同組合の歩み
1979年■津山町木工加工研修施設開所(12月)
1980年■技術研修開始(研修生35名)(1月)
1981年■木材工芸品等加工販売施設(木工センター)開業(5月)
■津山町が工芸コミュニティ調査事業実施「何でもできる町づくり」(6月)
1982年■宮城県が地場産業育成資金制度創設(5月)
■クラフトショップ「もくもくハウス」オープン(6月)
■矢羽集成材考案(東北工業大学と共同研究)(8月)
■宮城県主催「第1回地場産業デザインコンクール」宮城県知事賞受賞
(杉矢羽テーブル)
■宮城県主催「第1回地場産業デザインコンクール」宮城県商工会議所
連合会長賞受賞(丸イス)(11月)
■津山木工芸品事業協同組合設立(同年12月認可)組合員数12名(11月)
■昭和57年度地場産業総合振興事業を導入(昭和60年度まで)(11月)
1983年■矢羽集成材組合員に供給開始(5月)
■宮城県主催「第2回地場産業デザインコンクール」
宮城県物産振興協会長賞受賞(ペンスタンド)(10月)
1984年■1984年春季フランクフルトメッセ国際見本市出品 調査団に参加(2月)
■「第1回津山くらしのクラフト展」開催(於:仙台市 五つ橋館)(3月)
■常陸宮殿下同妃殿下もくもくハウスをご視察(7月)
1985年■1985年春季フランクフルトメッセ国際見本市出品 調査団に参加(2月)
■「第2回津山くらしのクラフト展」開催(於:仙台市 藤崎百貨店)(3月)
■宮城県主催「第4回地場産業デザインコンクール」(株)三越仙台支店長賞受賞(丸盆)(10月)
■宮城県商工会連合会「エキスパートバンク」のエキスパートに委嘱される(10月)
1986年■「第3回津山くらしのクラフト展」開催(於:仙台市 藤崎百貨店)
■「みやぎ地場産品開発流通研究会」発足(白石市・雄勝町・大衡村・津山町)(6月)
■「間伐材の有効利用による林業の活性化」により
第2回竹駒産業文化賞受賞(11月)
1987年■津山町より木工センターの管理運営受託(4月)
■「新しい地場産業の創出による地域の発展」により宮城県産業功労賞受賞(11月)
1988年■宮城県中小企業団体中央会より小起業者モデル組合の指定を受ける。(5月)
■もくもくランド一部供用開始(間伐材流通合理化センター・高齢者加工活動施設開所)(7月)
1989年■日本木材備蓄機構主催「第2回地域優良木工品クラフト全国展」
林野庁長官賞受賞(木画)(7月)
■「第1回もくもく親子工作コンクール」開催(もくもくランド)(8月)
■「みやぎのクラフトフェアin津山」開催(もくもくランド)(10月)
■初の東京展「津山くらしのクラフト展」開催
(東京都港区六本木 麻布美術工芸館)(11月)
■「林業の普及指導事業の推進」により宮城県知事より感謝状を授与(12月)
1990年■「木工芸の里づくり による山村振興」により
津山町長 佐々木一郎氏 河北文化賞受賞(1月)
■1990年春季フランクフルトメッセ国際見本市出品 調査団に参加(2月)
■津山町が自治大臣より「活力ある町づくり表彰」を受ける。(3月)
■「国際花と緑の博覧会」とうきゅうフローリアム109にエクステリア商品出展(4月)
■「木工芸の里づくり による森林荒廃の歯止め」により津山町長佐々木一郎氏
森づくり部門で朝日森林文化賞推奨賞受賞(6月)
■もくもくランド完成(7月)
■皇太子殿下もくもくランド行啓(8月)
■「90’夏もくもく親子工作コンクール」開催(もくもくランド)(8月)
■「津山10年のあゆみ展」開催(仙台市 ams西部仙台店)(10月)
■「津山木工芸10周年記念パーティ」開催(仙台市 仙台ホテル)(10月)
■「90秋 みやぎのクラフトフェアーin津山」開催(もくもくランド)(10月)
1991年■もくもくハウスオープン10周年(6月)
■地域資源等活用型起業化事業導入:芯材家具の開発
1992年■木になるクラフト展開催(仙台市SEIYO)
■地域資源等活用型起業化事業導入:芯材家具のデザイン見直し
1993年■みやぎ地場産品開発流通研究会”伊達流”開発
■子供たちに伝えたい玩具展開催
1994年■宮城県で2番目の道の駅・津山に認定(もくもくランド)
1995年■新素材集成材の開発事業導入
■北上流域物産展開催(もくもくランド)
■良品計画芯材テーブル出荷
■新商品開発能力育成事業導入:玩具の開発
1996年■岩手県盛岡市かわとく百貨店玩具展示発表会開催
■玩具開発事業デザインの見直し
■製材機導入
1997年■第3回国産材供給システム優良事例コンクール奨励賞受賞
■伊豆沼サンクチュアリーセンターと玩具の開発
1998年■岩手県北上市の展勝地とオルゴールの開発
■みやぎデザインワークショップ「地域をデザインするシンポジューム」参加
1999年■「くるくるオルゴール」運輸大臣賞受賞
2000年■宮城県の観光と物産展開催(東京東武百貨店)
■20世紀さよなら感謝セール開催(もくもくランド)
2001年■地域材新供給システム開発事業の導入によりアカマツの集成材
及びアカマツ材の家具、木工芸品を開発(1月)
■「新世紀を新素材から」アカマツ材の展示会を開催(もくもくランド)(3月)
■インターネット楽天市場開店(7月)
■仙台市藤崎百貨店・20年のあゆみ展(9月)
2002年■もくもくクラフト大賞全国ジュニアコンクール開催
■業務用食器の試作
■木製アーケード材製作
2003年■小学校用木のつくえといすを製作
■産直センターオープン(道の駅津山・もくもくランド)木工組合事務所移転(10月)
2004年■木製自転車試作、つやま幼稚園備品製作、中学校用木のつくえといす製作
■食と器を楽しむ器展開催(かわとく百貨店)
2005年■木づかい運動の全国表彰(日本木材情報センター)
■登米市合併に伴い工場の指定管理を受ける
■住友林業の巣箱製作(電通)、快適ファンファン製作
2006年■宮城のお土産展開催(三越仙台店)
■木製舞台の製作、木の名札製作
2007年■丸善伊勢丹立川店展示会
■三陸道桃生津山インター開通祭
2008年■明成高校との共同企画で「お豆の気持ち」販売開始
■横山小学校、柳津小学校でお箸の使い方と箸作りを行い両小学校に寄贈
2009年■津山木材とクラフト技術を活かした新事業発掘事業
(コーディネート事業)
2010年■ホームページリニューアル(4月)
■森林整備加速化・林業再生事業~地域材利用・新商品開発
2011年■もくもくハウス仙台店オープン(9月)
■仙台店ページ オープン(11月)
■街中グッドデザイン展 特別賞受賞(12月) 2013年■グッドデザイン賞受賞
木製長手皿7枚組 [もくもくハウス7Dishes『MMH7D』]■グッドデザイン賞受賞『梅すき・椎茸グルメ』
2014年■グッドデザイン賞受賞『BON』2015年■もくもくハウス仙台店大和町にオープン(6月)
■ウッドデザイン賞受賞『BON』
2016年■ウッドデザイン賞受賞『NANA・こだわりの7つ道具を仕舞う箱』
2017年■もくもくハウス仙台店事業終了(3月)
● メディア記事 掲載一覧
2010年2月13日 河北新報・登米版に掲載されました。 | |
2009年8月22日 日本農業新聞に掲載されました。 | |
2009年7月20日 もくもく親子工作教室の記事。 | |
2009年6月21日 朝日新聞に掲載されました。 | |
2009年5月20日 自作自用ランチパーティの記事。 | |
2009年5月16日 朝日新聞に掲載されました。 | |
2009年5月12日 大崎タイムスに掲載されました。 |
|
2008年6月10日 PJnewsに掲載されました。 |