工人紹介

津山に生きるクラフトマンシップ。 持ち味を生かすこと、これはこれは人を育てることにも工芸品づくりにもいえることです。 木が何になりたがっているのか、木の声をじっと聞く。 そして持ち味を最大限に生かし新しい命を宿らせる。 津山の職人は人を育むように丹精を込めて木工芸品を作り上げます。 津山で生まれた木のものは木の声をじっと聞いて使う人のために作られています。

●遠藤 勇一(えんどう ゆういち)

ルーターを使って加工した、だ円トレーや角トレーが人気作品。 小引き出し、アクセサリーチェストなど箱物も得意としています。 二段の引き出しタイプのペーパーチェストは、ギフトなどにとても人気があります。 最近はだ円の小皿やおしぼり置きなど食卓小物の製作もしています。

● 石貝木工生産組合・佐々木 正志(いしかいもっこうせいさんくみあい・ささき まさし)

  作品:もくもく君つみき  作品:わなげ


ギフトなどに大人気の『もくもく君つみき』は、工房開始とともに発売され大ヒットとなりました。 丸棒加工の技術を持ち、それを活かした物づくりをしています。 子どもたちに人気のおもちゃ『わなげ』や『砂時計』もその一つです。 最近は木のバインダー製作にチャレンジしています。

●西條 孝一(さいじょう こういち)

  作品:茶びつ  

木の性質を生かした、自然の姿そのままの花器などの加工を得意としています。
その他にも、矢羽の茶びつや杉板の茶たくなど、和のテイストを感じさせるものづくりをしています。
アカマツの丸トレーは業務用としても使われるようになりました。
主催・国土緑化推進機構の平成19年度「森の名手・名人」として認定